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初めてのサロンでも大丈夫!納得のヘアスタイルを手に入れる方法!!

  • 執筆者の写真: masami
    masami
  • 2019年8月7日
  • 読了時間: 6分

更新日:2020年4月28日




希望する髪型をうまく伝えられない

 美容室へ行った時、そこが特に初めてのサロンの場合、あなたの一番の不安はなんでしょうか?料金?スタッフの対応?技術力?


私が実際、現場でお客さまからよく耳にするのは『したい髪型を上手く伝えられない』という言葉です。


いつも行く馴染みの美容室であれば、長年の信頼関係やこれまでの施術記録などから、担当のスタイリストが自分の好みや髪の質感・クセなども把握してくれていますから、特に多くを語らなくても自分好みのスタイルにしてもらえる場合がほとんどです。


しかし、担当のスタイリストが退社してしまったり、急に今までと雰囲気を変えたくなって違う美容室に行ったりした場合、初めての担当スタイリストに希望の髪型を伝える…これに抵抗や難しさを感じてる方が多いようです。



 確かに、自分の好みや髪質を他人に『言葉で伝える』のってハードルが高いですよね。「まず自分が好みや髪質をよく分かっていない。」、とおっしゃるお客さまも多いです。


「なんとなく雰囲気ではこういう感じというのはあるんだけど…なんて言って伝えればよいか分からない。」という方も多くいらっしゃいます。


あと一番多く聞くのは「どの髪型が自分に似合うのか分からない。」という言葉です。でもせっかく美容室に行ったのに、思った髪型にならずにガッカリして帰るという事態はなるべく避けたいですよね。


そこで今回は、初めてのサロンでも上手に自分の想いを伝えて納得の髪型、ヘアスタイルを手に入れる方法をご紹介します!




美容師はココが知りたい!カットをする上での重要ポイント!!

 初めてのサロンへ行くと、今回担当するスタイリストとまずは髪型の打ち合わせをしますよね。これをカウンセリングと言います。スタイリストはこのカウンセリングでお客さまの希望・要望を聞き、髪型へ反映させていきます。


カウンセリングは髪を切る側と切られる側の希望や意見をすり合わせながらスタイルを決めていく非常に重要な工程です。


 とは言っても一体何から話したら良いのか分からないと感じる方も多いと思います。そこでスタイリストはいくつか質問しながらお客さまの希望を聞き出します。



ここで上手なスタイリストに当たった場合は、聞かれる質問にいくつか答えていくうちに理想とする髪型の共有が出来るものなのですが、残念ながら全てのスタイリストがその技術を体得しているわけではありません。


聞いて理解するというのも立派な1つの技術なのです。また中には言いたい事があり過ぎてアレも伝えなきゃ、コレも言っとかなきゃ…となるお客さまもいらっしゃいます。


初めての担当スタイリストが本当に自分の好みを理解してくれているか?自分の髪質を分かってくれるか?と不安ですよね。


しかし実は情報量が多過ぎると、逆に混乱して最終ゴール(この場合は最終的なスタイル、髪型)がよく分からなくなってしまうスタイリストが結構多いのも事実です。


 じつは美容師が髪型を作る上で本当に必要とする情報はごくわずかだったりします!では一体何が分かればヘアスタイルを作れるのでしょうか?




1. アウトライン(前髪・横髪・後ろ髪の一番下)の長さ


- 前髪は目の上ですか?まゆの下でしょうか?あるいは眉より上ですか?


- 横髪(サイド)は肩下ですか?それともアゴより上?下?はたまた耳の下?耳たぶが見えるくらい?もしくは耳が半分くらい見えた方がよいですか?


- 後ろ髪(バック)は生え際ギリギリの首が見える長さですか?肩の上くらいでしょうか?肩にかかる長さでしょうか?


この前髪・横髪(サイド)・後ろ髪(バック)の3点の長さが決まるだけでおのずとスタイルは見えてきます。




2. 分け目(トップの長さ)


- 分け目は真ん中でしょうか?左分け?右分け?それとも分け目なしが良いですか?

- トップにボリュームが欲しい場合はしっかり伝えましょう。




3. 毛量の調整


- 毛量はどのくらい減らしましょうか?思いっきり?前回のカットから膨らんだ分だけ?あるいは重めがお好みでしょうか?


- どの辺りのボリュームを削りましょう?重いと感じるのはどこですか?耳周り?えりあし?前髪でしょうか?

髪が洗いにくい、乾かすのに時間が掛かるという方はスタイリストに相談しましょう。







 いかがでしょうか?この1〜3のポイントを伝えるだけでヘアスタイルのイメージはプロのヘアスタイリストにはある程度伝わります。


あとは毛先がハネるのを収めたい、髪が絡まって扱いづらい等の悩みがあるならばそれも合わせてしっかり伝えましょう。





イメージ(画像)を持参する

 それでもやはり説明するのが難しく感じる方や、不安な方はヘアスタイルの画像を持参しましょう。画像は好みのヘアスタイルの雰囲気を手っ取り早く伝えるのに最適な手段です。


雑誌の切り抜きでも良いですし、今はケータイで画像検索なども出来ますから、理想のヘアスタイルを事前に探しておくのも一つの手です。


そしてスタイリストに画像を見せる際には、このヘアスタイルのどこが気に入っているか(前髪の雰囲気や、ボリューム感など)を伝えると更に良いです。スタイリストはあなたの好みをより深く理解する事が出来るでしょう。




ヘアスタイルはどうでも良い、とにかく扱いやすさ優先の方

 ヘアスタイには特にこだわらない、ただ毎日の扱いやすさを優先したいという方も結構いらっしゃいます。そういう方はその旨をスタイリストに伝え、普段のライフスタイルも一緒に伝えると良いと思います。


仕事でいつも帽子を被らないといけないとか、昼間はいつも1つに結んでいる等です。そういう情報が1つでも多いほうがスタイリストもあなたに合ったヘアスタイルを提案しやすくなります。






まとめ

いかがだったでしょうか?希望のヘアスタイルを他人に伝えるというのはとても難しいものです。もちろん、それを上手に聞き出してカタチにしていくのが美容師・ヘアスタイリストの仕事ですし、腕の見せどころではあるのですが…。


哀しいかな全ての美容師がそれを出来るとは限らず、初対面でお客さまの全ての好みや理想を汲み取るのはかなりの高等技術であることも事実です。


初めてのサロンへ行った時や、いつもの担当スタイリストがお休みで初めてのスタッフに担当してもらう事になった時、少しでも自分の好みを理解してもらう為の術を知っていると安心感が違うのではないでしょうか。


上記のポイントを押さえて、画像を見せながら説明すればきっとより理想のヘアスタイルに近づけるハズ!!


せっかく綺麗にしてもらうために時間とお金を使うのですから、満足して帰りたいですよね!お客さまが笑顔で帰られるのは美容師にとっても最大の喜びなのです。


みなさんにとってサロンで過ごす時間が至福のひとときでありますように。。。




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